博士と話そう!

博士とオンラインでお話できるコーナーです。免疫って何?博士ってどんな人のこと?研究ってどんなことをするの?研究者にはどうやってなるの?どんな勉強をしたらいいの?など、わからないことや知りたいことをなんでも博士に聞いてみよう!
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第1回 10:00 - 11:00 オンラインのみ
司会:伊藤美菜子(九州大学)

佐藤尚子先生

佐藤尚子博士

  • 理化学研究所 専任研究員
  • 研究テーマ:細菌って人間にとって良いの?悪いの?
  • 略歴:2007年東京大学大学院新領域創成科学研究科修了、生命科学博士取得。2007年パスツール研究所自然免疫ユニットにて博士研究員。2011年パスツール研究所常勤研究員(Assistantprofessor相当)。2015年理化学研究所生命医科学研究センター粘膜システム研究チームでの研究員を経て、2019年現職に至る。
豊永憲司先生

豊永憲司博士

  • 福岡歯科大学 助教
  • 研究テーマ:病原体からからだを守る仕組み
  • 略歴:2009年京都工芸繊維大学繊維学部応用生物学科卒。2011年九州大学医学系学府医科学専攻修士課程修了、2014年九州大学医学系学府医学専攻博士課程修了、医学博士取得。2014年日本学術振興会特別研究員DC2(九州大学)、2016年同PD(鹿児島大学)、2018年大阪大学微生物病研究所特任研究員、2020年から特任助教を経て、2021年より現職に至る。
鳥越祥太先生

鳥越祥太博士

  • 国立感染症研究所 研究員
  • 研究テーマ:宿主・病原体の両側の視点から、結核菌をはじめとする抗酸菌が発揮する病原性の解明
  • 略歴:鹿児島県肝属郡錦江町出身 高校:鹿児島県立鹿屋高等学校2010年卒 大学:九州大学生命科学科2015年卒 大学院:大阪大学大学院医学系研究科2021年卒 現在:国立感染症研究所ハンセン病研究センター2022年4月より勤務

第2回 11:10 - 12:20 ハイブリッド開催
司会:井上信一(長崎大学)

香山尚子先生

香山尚子博士

  • 大阪大学 准教授
  • 研究テーマ:「どのようにして腸内細菌が良い免疫細胞や悪い免疫細胞を増やしているのか?」「どうすれば良い状態の免疫をいじできるのか?」
  • 略歴:2003年島根大学生物資源科学部卒業、2005年島根大学生物資源科学研究科修士課程修了、2009年年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了(同年、医学博士取得)。2009年大阪大学大学院医学系研究科特任研究員、2009年大阪大学大学院医学系研究科助教、2019年大阪大学高等共創研究院准教授。
古賀諭先生

古賀諭博士

  • 大阪大学 助教
  • 研究テーマ:自然免疫のリンパ球の働きの研究。
  • 略歴:2010年北里大学理学部生物科学科卒業。2012年慶応義塾大学医学研究科医科学専攻修士課程修了。2012年理化学研究所生命医科学研究センタージュニアリサーチアソシエイト。2014年日本学術振興会特別研究員(DC2)。2016年横浜市立大学生命ナノシステム科学研究科生体超分子システム科学専攻博士課程。2016年理化学研究所生命医科学研究センターリサーチアソシエイト。2018年博士(理学) 取得。2018年University of California San Francisco Department of MedicineHoward Hughes Medical Institute (HHMI) Postdoc Research Associate。2022年大阪大学大学院医学系研究科感染症・免疫学講座生体防御学教室助教
住谷瑛理子先生

住谷瑛理子博士

  • 九州大学 助教
  • 研究テーマ:血液をつくる組織である骨髄が、赤ちゃんの骨の中で出来上がっていく仕組みの解明。
  • 略歴:2006年東京大学薬学部薬学科卒。2008年東京大学大学院薬学系研究科機能薬学専攻修士課程修了。2011年京都大学大学院医学研究科医科学専攻博士課程修了。医科学博士。東京医科歯科大学、東京大学にて博士研究員を経たのち2016年より北海道大学遺伝子病制御研究所助教、2019年より現職に至る。

第3回 13:00 - 14:00 ハイブリッド開催
司会:小林哲郎(理化学研究所)

井上信一先生

井上信一博士

  • 長崎大学 准教授
  • 研究テーマ:マラリアに対する免疫の研究
  • 略歴:2003年筑波大学第二学群生物学類卒業。2007年筑波大学大学院生命環境科学研究科博士後期課程修了。2007年理化学研究所脳科学総合研究センター研究員。2010年杏林大学医学部感染症学講座寄生虫学部門助教。2016年杏林大学医学部感染症学講座寄生虫学部門学内講師。2018年杏林大学医学部感染症学講座寄生虫学部門講師。同年長崎大学大学院医歯薬学総合研究科免疫学分野准教授
田中陽子先生

田中陽子博士

  • がん研究所 研究員
  • 研究テーマ:老化と病気の関係について研究中(どうして年をとると、がんなどの病気になりやすくなるんだろう?)
  • 略歴:茨城大学理学部(放射線を浴びてしまった後のからだの再生について研究をして学士号を取得)、筑波大学大学院(関節リウマチという病気のしくみについて研究して修士号と博士号(医学)を取得)、東京医科歯科大学(関節リウマチという病気のしくみについて研究)、公益財団法人がん研究会(今の仕事)
三澤拓馬先生

三澤拓馬博士

  • 理化学研究所 研究員
  • 研究テーマ:免疫が代謝を調節する仕組みの研究
  • 略歴:2004-2008 東北大学卒業 2008-2010 東北大学大学院修士課程修了 2010-2013 大阪大学大学院博士課程修了 2013-2015 免疫学フロンティア研究センター 2015-2020 テキサス大学Southwestern Medical Center 2020-理化学研究所

第4回 14:50 - 15:50 ハイブリッド開催
司会:山崎達也(愛知医科大学)

飯塚麻菜先生

飯塚麻菜博士

  • 慶應義塾大学 特任助教
  • 研究テーマ:自己免疫疾患の発症機序の解明(なぜ免疫が自分の体を攻撃してしまうのか?)
  • 略歴:2008年山形大学理学部卒業。2010年筑波大学医学系大学院修士課程修了。2014年筑波大学医学系大学院博士課程修了。医学博士取得。2014年筑波大学医学医療系助教。2016年より、慶應義塾大学医学部にて研究員。2016年日本学術振興会特別研究員(PD)。2019年日本学術振興会特別研究員(RPD)。
田中陽子先生

橋本香保子博士

  • 千葉工業大学 准教授
森大輝先生

森大輝博士

  • 大阪大学 特任助教
  • 研究テーマ-免疫細胞活性化メカニズム(シグナル伝達)-感染症応答に対するT細胞応答の重要性
  • 略歴:高知県出身。2011年九州大学医学部生命科学科卒業、2017年九州大学大学院卒業、博士(医学)取得。幼少の頃に毎年インフルエンザにかかったことがきっかけで免疫学に興味を持つ。学生時代は九州大学生体防御医学研究所で結核菌を認識するセンサーの研究を行う。学位取得後、フランス・マルセイユでT細胞の研究をおこなった後、2022年4月より現職。